「パリジェンヌ展」続きます。
パリ近代文化で欠かせないのは、ロートレック。
昨年9月に訪れたパリのモンマルトル美術館でも、ムーランルージュを描いた作品(映画から絵画まで)がたくさん展示してありました。
BGMは、やはりサティでした
ムーランルージュのフレンチカンカンを描いた、サティの『風変わりな美女』Le belle excentriqueより「上流社会のカンカン」Cancan Grand-Mondain。
これ以上ふさわしい曲はないでしょう
私自身、この曲は、一昨年末に企画出演した「サティさんはかわりもの」でも一幕最後に戸賀﨑璃生君とピアノ連弾したので、とても思い入れの深い曲です。
この絵本の中のシャノアールのシーンには、ロートレックの有名なこのポスターのモデルにもなったモンマルトルが生んだ伝説の歌手アリスティード・ブリュアンAmbassadeurs Aristide Bruantも登場しています。
ロートレックは、サティと友人でもあり、またサティが生涯でたったひとり愛したヴァラドンの恋人でもありました。
この美術館は、ヴァラドンをはじめたくさんの当時のアーティストのアトリエだったべリエール邸に建てられていたので、お写真もたくさん撮ってきたのですが、整理する時間がなかなか作れず、早半年が過ぎてしまいました。
春のうちにレポ、まとめます。。。と宣言してみる
最後にロートレックの伝記を映画化した「赤い風船」より。
音楽は、サティを敬愛していたフランス6人組のひとりオーリック作曲です。
映画 「赤い風車」 ムーラン・ルージュの歌 The Song from Moulin Rouge
ボストン美術館 パリジェンヌ展 世田谷美術館4月1日まで。
是非、どうぞ。