ドビュッシーメモリアルコンサートで展示されていた楽譜たち

 

桜、満開ですね。

昨夜、夜道を少し遠回りして歩いて帰ったら、桜の傍らに咲いていた乙女椿を見つけました。

 

さて、ドビュッシー命日前日コンサートについて 昨日の続きです。

 

こちらがパンフレット。

 

 

 

 

 

ずっとドビュッシーの真髄をお伝えくださるために

尽力してこられた青柳いづみこさんならではのプログラム。

 

 

ロビーには、貴重な資料も展示してありました。

その中で興味深かったものを3点ご案内します。

 

 

 

《喜びの島》(1904年)
自筆譜(ファクシミリ)フランス国立図書館所蔵

 

どこの記事だったか忘れたけれどいづみこさんが、

「ドビュッシーはあまり楽譜を重要視していなかった。

いちいち書くのが面倒くさくて、臨時記号もぬけていることが多い。」と

書かれていたのを思い出しました。

これを書きながらも彼の音楽は動き続けていたんだなとふと思いました。

やはり本物から感じるインスピレーションはすごいです。

 

 

ドビュッシー自筆の手紙
ナタリア・トルハーノワ宛て(1910年7月26日)

トルハーノワから打診された新作バレエの作曲を丁重に断る内容。
ナタリア・トルハーノワは当時4つのバレエを同時初演して大評判だったロシアのバレリーナ。
ドビュッシーへの作曲依頼も、おそらくこのバレエ公演と関連したものだったと思われます。

 

ドビュッシーピアノ曲 日本初演のプログラム冊子。

約100年前の日本でスクリャービンの作品と共に聞いた人たち、

さぞ衝撃的だったでしょうね。

 

このプログラムにもあった「おもちゃ箱」の楽譜がこちら。

 

おもちゃ箱 初版楽譜(1913年)
台本・挿絵 アンドレ・エレ

アンドレ・エレというフランスの絵本挿絵画家のユーモラスで

詩的な「おもちゃ箱」。

この絵を基に娘エンマのために創ったバレエ音楽だそう。

それにしてもこれ、可愛いすぎじゃないですか?!!

どんな音楽か聴いてみたい。

 

もっと時間かけてゆっく手にしたい貴重な資料ばかりでした。

公開してくださり、ありがとうございました。

 

[ ドビュッシーメモリアルコンサートで展示されていた楽譜たち ]アート&ライブ&ブック, , 2018/03/27 23:08