久しぶりの更新です。
前回のブログの後、急遽6月末に行われるベルギー大使館主催
新保友紀子さんのソプラノリサイタルの伴奏させていただくという幸運が舞い込み、
13日間旅して参りました。
帰国一日後、お仕事復帰。
ただいま、生徒さんたち夏のコンクールシーズン真っ最中で
いつものようにスクラム組んで頑張ってます^^
ただ、時差ボケがけっこう尾を引いて、参りました(^^;
約2週間できるだけデジタルオフしてしっかり充電し、
ようやく普段のペースがもどってきましたので、
旅の記録や発表会のプログラムのことなど諸々書きたかったこと、
こちらにも少しずつ記していこうと思います。
さて、まずはリサイタルについて。
この度共演させていただいた新保友紀子さんは、
一昨年クリスマスにその歌声をぜひひとりでも多くの方に聴いていただきたいと
小さなサロンコンサートを開いたこともあるほど大ファンの音楽家。
(新保友紀子さん関連の記事→☆☆☆)
ヨーロッパのいろんな都市で研鑽を積んだ後、18年間ベルギーを中心に活躍。
数年前より日本に本拠地を移してからも彼女の歌を慕うベルギーの方々も多く、
今回のリサイタルもたくさんもたくさんのお客様のウェイティングリストができたほど。
そんな彼女を育てた街で貴重な時間を共有させていただけたこと、夢のようでした。
今年が日本とベルギーの友好150周年ということで、彼女が選んだ曲は
山田耕筰と滝廉太郎の日本歌曲、そして彼らが影響を受けたと思われる
シューベルトやブラームスの歌曲、そしてベルギー出身の作曲家の曲たちでした。
(プログラムを作ってくださったのは、友紀子さんの小学生時代からの友人照枝さんです♪)
ベルギー・日本友好150周年 電子パンフレット。
私たちのリサイタル案内のページはこちら→☆☆☆
最初、心臓が口から飛び出しそうなほど緊張しましたが、
会場の方々のリアクションがとても大きく、
みなさんの喜んでくださっているのが伝わってきて
歌を共有できていると感じる幸せな体験ができました^^
(リサイタル中のお写真。大使館の方が撮ってくださいました。)
演奏後も喜びをいっぱいぶつけてきてくださる方もいらして、
フランス語、話せないのがもどかしかったです。
何とか下手な片言の英語でお話し。
日本歌曲、素晴らしい、と。
音楽は言葉の壁を超えるのだと実感しました。
友紀子さんの歌の力のおかげです。
たくさんのご縁に感謝の体験でした。
インスタグラムにも旅の写真、少しずつアップします。
時々覗いていただけると嬉しいです。