先日、友人の木山みづほさんから、
ピアノと文筆 2つの世界で活躍なさっている青柳いづみこさんの連載が
東京新聞でスタートしたとlineにメッセージが届きました。
ドビュッシー研究科として、今年は特に多方面に活躍なさっている青柳先生。
てっきりドビュッシーイヤーの最後に何か連載でもと思ったら、
タイトルは「私の東京物語」。
みづほのメッセージから。
「阿佐ヶ谷のお宅とご自身のルーツ。めっちゃ面白いよー。
小さい頃お庭のビワの木に登っている写真のってる~。」って。
オフィシャルHPにも掲載されてますので、是非ご覧ください。
井伏鱒二、太宰治らの集った、東京・阿佐ヶ谷文士村のお話等々。
さて、その木山みづほさんがパーソナリティを務めるFM調布の東京オアシスに
なんと青柳いづみこさんがゲスト出演することになりました。
放送日時は、来月12月20日(木)21:30~。
青柳さんの著書をパーソナリティを務めるラジオ番組で
朗読放送したことがきっかけ。
実はなんとその「私の東京物語」にも登場しているご自宅への取材に
私もカメラマン(という名目で)出演させていただきました。
番組のテーマは、来年年明けすぐの1月11日青柳さんが主催なさる
青柳先生宅では、そのオペラの舞台稽古中でした。
こちらがそのオールスター男性メンバーの方々と青柳いづみこ先生。
青柳先生はじめみなさま、とても温かくお迎えくださり、
気さくに木山さんの取材に応じてくださいました。
さて、タイトルのエドガー・アラン・ポーの「アッシャー家の崩壊」は、
ドビュッシーは、憧れのエドガー・アラン・ポーの小説「アッシャー家の崩壊」の
オペラ作品を創ることが生涯の夢でした。
ドビュッシーの二面性について書きましたが、
この作品はまさにそのドビュッシーの闇の部分の象徴とも言える作品。
生のこの作品の世界に触れることのできるチャンスです。
芸術の裏側を知ることで、自分自身の深い部分との交信がはじまる、そんな作品だと思います。
少しだけ演奏も聴かせていただき、舞台への期待感でいっぱいです。
ラジオ放送に合わせて私もKLASTYLINGにこのオペラについて書きたいと思っています。
この日の舞台稽古の模様などの写真はその時に掲載しますね。
うーん、どんな切り口で書いたら、読んでもらえるか悩むなあ。
ドビュッシーイヤーを終えるにあたって、私なりに
何か少しでもお伝えできたらと思っています。
エドガー・アラン・ポー生誕210年 ドビュッシー 最後の夢
「未完のオペラ アッシャー家の崩壊」(コンサート形式による試補筆上演)
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