ラストステージ京都は、本当にたくさんの方々のご尽力の下、
白沙村荘橋本関雪記念館にて盛況のうちに幕を閉じることができました。
私が当日撮ったお写真は、ピアノ越し撮ったこの一枚だけですので、
ここからは、マダムケイティさんご撮影お写真たちを掲載させていただきます♪
開演前、約100年もの間、大切に受け継がれてきたザイラーのピアノを
とても真心をもって調整くださった旭堂楽器のベテラン調律師様と
一心不乱に花を生ける眞田さん。
この日は重陽の日ということで菊づくし。
そして、まだ紅葉には少し早いこの季節、
せめてお部屋の中だけでも紅葉をというお気持ちのこもった素晴らしい作品。
館長のおとりはからいによりこの日初ご披露の金屏風と共に
神々しく音楽を彩ってくださいました。
台風22号上陸直前の雨風の強い中にも関わらず、この並べていただいたお席が満席となり、
副館長の橋本眞次様の素晴らしいご挨拶で幕を開けることができました。
こちらがこの度会場となった存古楼です。
ここでの演奏のなんと楽しかったこと♪
まるでサティの音楽とストーリーに合わせているかのように
鳥がさえずり、草木がなびき、
風が窓を震わせ、 雨音が時に強く響き、
作品の演出をしてくれました。
サティが生きていた時代からあったビンテージピアノの音色も心に深く響き、
恐らく二度と体験することはできない貴重な体験をすることができました。
演奏後、ノアノア様がご用意してくださったお飲み物をいただきながらの
お茶会で、たくさんのお客様とお話ができたことも
忘れられない思い出となると思います。
隅々までのお心遣いくださった白沙村荘橋本関雪記念館様、
そしてご一緒にこの空間を共有くださったお客様方、
温かく見守ってくださったみなさまに心から御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
お土産の長久堂様の素敵なお菓子と
お手伝いくださったスタッフたちのご紹介はまた、後ほど。