こんばんは。お盆休みの方も多いと思います。
みなさまいかがお過ごしですか?
今日は終戦の日。今年は70周年。
節目の日の今日、軍人だった祖父(父方)のことを
偲ぼうと思います。
6月法事で帰省した時、数年ぶりに
戦地から祖父が送った絵葉書たちのアルバムを
家族で開きました。
この絵葉書たちには、祖父にとっての日常が
挿絵とともに時に何枚も綴られています。
母がお嫁にきた時に既に祖父は他界していたそうなので
父や伯父たちの話の上の祖父しか私も知りません。
それでもこの葉書たちを見ていると
とても祖父が近くに感じます。
祖父は軍人として陸軍大佐を務め上げ、
勲三等をいただいたそうで
戦後はその勲章を大切に時々眺めながらも、
自責の念にふさぎこむ日も多かったと言います。
そしてその後53歳で独学で
薬科大学に入学したのだそう。
人生50年で挑戦したその時の胸の内、
直接聞いてみたかった!
当時、まさか70年後に自分の孫やひ孫が
これを手にする日がくることを
祖父も思ってもみなかったでしょう。
やがて私たちの日常も過去のものとなり、
いつかの日か孫たちに語られる日がくるのかもしれない。。
どうかその時にその子たちが、
穏やかに豊かな気持ちで暮らせる
平和な世の中でありますようにと
祈りにも似た気持ちが湧いてきました。
6月の帰省中、ずっと雨。
紫陽花がとても美しかったです。